フランチャイズや特別な認定工法によらない
必要な機能のみを抽出した
シンプルで 合理的な
「素」の高断熱・高気密住宅

 

 高断熱・高気密というと、エアサイクル工法やソーラーを利用した特殊な工法の宣伝をよく目にします。
しかし、大切なのはまず基本の「高断熱・高気密」であり
これが達成できていれば、その他の付加機能は生活スタイルで十分まかなえるものです。  

 重要なのは、化石燃料を消費し続けながら汚染された部屋で生活する今の生活環境を
有効なエネルギー 消費で快適で健康的な生活がおくれるレベルまで改善していく事。

 どうやってそのレベルに達するか。
仕様や工法、製品の合理性、費用対効果。とことん突き詰めました。
それでも断熱材やサッシュ、換気設備には今まで以上のコストがかかります。
(いままでがほとんど考えられていなかった、、、のですが)  

しかし、高断熱・高気密により小さな部屋に仕切る必要がなくなれば、天井も壁も建具も最低限しか必要 ありません。
一部では仕上げも素地のままです。  
針葉樹合板は本来は構造材ですが仕上げや建具に使ってもおもしろい表情を見せてくれました。  

重要なのは特別な工法や高価な材料に頼る事無く、必要なものを見極め、暮しやすさに結び付ける事。

住宅は工事が完成しそれで終わりではありません。 工事の完成がすまいのスタートです。
すまい続けるなかで必要な機能を付加していけばいい。

まずは、快適で健康的な生活を送っていく為の高断熱・高気密という「素地・箱」をつくりました。

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