地域の木材を使うことは、地域の山を守ること。
桧、杉、松
身近な、当たり前の素材
「素」の魅力
もう一度確認してみませんか。
できるだけ近くの山の木を優先的に使いましたが、やはりそれだけでは家は建たない様ですね。
構造材に桧と松。窓枠等の造作材やフローリングは杉。
ここまでは美作を中心に県内や中国地方の 隣接県で揃います。
耐震要素としての針葉樹合板、家具や建具も針葉樹合板でつくってもらいました。
壁や天井のシナ合板。リサイクルボード。
これらは全国に範囲を広げないと揃いません。
コストの事もあり、床の下地にラワン合板を一部使いましたが、これはやはり南洋材です。
木製窓の木材、、、これは普通使われないのでどう評価すべきか分かりませんが、アメリカ製。
これからは性能の良い木製サッシュの需要が益々増えると思いますが、
国内で木製サッシュを作るメ ーカーもほとんど外材で作っている様です。
サッシュに使っても狂いのない木材、そして板材にできる広葉樹。
家づくりには構造材だけでなく、仕上げや家具、建具づくりの為の木材も多く必要です。
桧と杉に片寄った植林ではなく、
幅広い用途に使える広葉樹の植林や、
針葉樹の集成材ではなく合板への加工といった取組みも今後もっと広まってほしいものです。