明石 A邸 改修工事

 
 

 木造長家の真中の住戸の改装です。
当初、母と子供二人の住人構成でしたが工事が始まるまでの期間に、両親も同居できないかと相談され、急遽設計変更を行いました。
 限られた予算で、非常に狭い空間に必要な部屋を納める必要から、デザイン的な要素は排除し、すっきり、シンプルにを心掛けています。
 同居する御両親が高齢なため、扉は可能な限り引戸とし、階段以外の段差は無しで納めています。
 予算が無いながら健康素材にはこだわりたく、床は杉のムクのフローリングを使い、壁もクロスでは無く、低ホルムアルデヒドのF1構造用合板を貼り、床と共にオスモカラーで仕上げました。
 床や壁の見本を施主さんに見せたところ山小屋風になるのかな(これもけっこう期待していたようですが)、と思っていらしたそうですがオスモカラーの色をいろいろ試し塗りをしたかいがあって、けっこう落ち着いた雰囲気に仕上がっています。

寝室
 
       

寝室

 
 
ダイニング
 
階段
 
WC
 
 

ダイニングとキッチン

 

階段

手摺は引越し後に取り付け予定この時はまだ取り付けていません.

 

便所の2段引戸

引きしろの無い部分も2段引戸で納めています。
これもL型手摺の取付け前です

 
 
フローリング

床の杉フローリング

杉は柔らかいため昔は床にはあまり使わなかった素材です。
しかし檜やナラ、輸入物のパイン材などにくらべ格段に安く手に入り、ムクの足触りが楽しめます。
傷がつきやすい、ふしがけっこうあり赤白の色目がまちまちといった特性もあり、好みの別れるところでしょうが今
回は施主さんに了解を得て採用出来ました。

 

 

 

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